『解析しないと!』UST版で「解析を考えたサイト作り」について考える
先日行われた安西さん@Adobeの「Adobe station5 / 2010.6.7 / 解析しないと!アドビになったよ第一弾スペシャル」に参加するはずだったのですが、業務やらなにやらで残念ながら参加することができませんでした。
しかし、当日Ustream中継されたものが先日アーカイブされて公開されていたので、早速視聴しました。
大きなテーマとしてはサイトを制作する際に、解析を中心とした場合「サイト運営者とサイト制作者は何を考え、どう歩み寄ればよいのか?」。
まさに我がUIO戦略室では「制作サイドが解析やテストから見える数値を意識し、そこから見えるものも制作に反映させていき最適化を繰り返す」ことができるような文化やスキーム作りを目指しているところでちょうどマッチした内容でした。
以下、私が視聴しながら書いたメモをもとにざっくりとした内容を整理します。
「解析を考えたサイトをつくるには」重要な要素は3つ
構造
ハイレベルサイトマップをつくろう
- ハイレベルサイトマップとは見せたい動線とシナリオを意識したサイトマップのこと。
- 設計動線とポイントを明確に。
ディレクトリ
- 意味をもたせた階層を。
- 物理構造もきれいに。
情報
1コンテンツには1テーマを。
- それにより訪問者の行動が浮き彫りになる。たくさんのテーマが詰め込まれているとそのページに何を求めてきたのか、何をしたのかわかりづらくなる。すなわちパーマリンクをたくさんつくること。
ランディングは一歩先に進めたほうが価値が高い。
- いわゆるリスティング広告からの流入があるLPでビックワードだった場合はニーズがわかりづらい。ニーズを知るためにコンバージョンには遠回りになってもニーズを知るためのコンテンツページを作るなどすることも必要。
改善
ワイヤーフレームをつくろう
- 要素が捕らえやすくなり、テストの設計の助けになる。
- テスト出来る要素を意識しておこう。
以上、ざっくりとですがこんな感じです。
「解析するために・・・」などと改めて銘打つと数字ばかりを追いかけ訪問者無視っぽい印象を受けてしまいますが、そこがそうではなくてサイト(サービス)の目的だったり、サイトを有意義に使ってもらうためにはどうするかの設計をきちんとすること。
そのうえで情報を整理してきちんと見せることを意識すること。また公開後、どうやって使われているのか観察することを前提にしていくこと。などなど、まるでIA(情報設計)のお勉強のような内容でした。
個人的に印象深かったのは最後の「テスト出来る要素を意識しておこう」で、これは社内でデザイナーとUIO戦略室とで「デザイナーがどういうふうに関わってやっていったらいいのだろうか」と話し、提案され、それをスキーム化しようとしていたこととほぼ同様のことでした。改めて他のところから同じようなことを聞くと確信のようなものを感じ、嬉しくなりました。
ここのところ、(解析の)数字だテストだとなんとなく振り回されがちであったアタマの中を少々整理できた気がします。あんけいさん、有意義なセッションをありがとうございました。
※なお、ひとまず時間がなく後半の清水さんのセッションは未見です。また後日時間をとって拝聴したいと思います。
参考資料
- Adobe station5 / 2010.6.7 / 解析しないと!アドビになったよ第一弾スペシャル[USTREAM]
- 解析しないと!やりました。
- 情報アーキテクチャ、インタラクションデザイン記述のためのビジュアルボキャブラリー
- Site Optimization Approach Ver.0.2
おまけ
実は本当の(?)第一弾である「私的勉強会 解析しないと!」は弊社で行われ大盛況だったのでした。(その節はありがとうございました!)ちなみにまだこのUIO戦略室ができる数ヶ月前のことです。


